米国で開発された自己診断用の
「勃起の硬さスケール(Erection Hargness Score; EHS)」を
日本の医療現場でも使えるように開発されたのが日本語版 EHS です。
(2009年 永尾光一博士)
これは 0 ~ 4 の 5 つのスコアで判定するもので
(グレード 0 はまったく勃起しない状態)、
これまでの日本にはなかった ED の簡易判定ができる評価スケールとして
簡便かつ信頼性が高いことでも知られています。
陰茎は大きくなるが、硬くはない。
(こんにゃく)
陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない。
(みかん)
陰茎は挿入には十分硬いが、完全に硬くはない。
(グレープフルーツ)
陰茎は完全に硬く、硬直している。
(りんご)
※かっこ内は、硬さのイメージを食べ物に例えたもので、果物は皮を剥いた状態のイメージです。
このスケールでは、グレード 0 はもちろんですが、
グレード 1 や 2 の場合も ED の可能性が高い という判定になります。
<陰茎の角度について>
勃起時の陰茎の硬さと角度には相関関係はあるものの、
ED の診断基準は硬さがメインであるため、角度に関する明確な評価基準はありません。