「救急法」受講中

(文章の成形はあとにして、ばーっと思ったこと書きます。読みづらくてごめんなさい。)

「救急法」という言葉がピンとこない方、
心肺蘇生法(CPR:Cardiopulmonary Resuscitation)とかやるやつです。
それでも「?」な方、心臓マッサージ、人工呼吸、AED の使い方などを学ぶ、アレです。

体関係のことを生業にしているし、児童発達関係もしているし、それよりなにより、私はなぜが昔からひとが倒れているところに遭遇したり、目の前で事故起こったり、という緊急の場面に出くわすことが多いので、いつなにがあってもいいように、定期的に受けてます。
で、不思議とこれ受講した直後にまたそういう場面に出くわすのですよ。

こういう知識や技術は、使わなくて済むならもちろんその方がいい。
でも、使わないでいると簡単に忘れるわけで、、

だから定期的に受けてます。

で、この週末の 3日間で隣の市にある赤十字病院で受けてるんだけど、この講習っていつ行っても不思議な方が必ずいらっしゃる。

初日の冒頭(開校式?)で
「あなたが電車に乗ろうと思って駅に行ったら目の前にいた人が突然倒れました。さて、どうしますか?」
という質問があり、一次救命処置※(BLS:Basic Life Support)は初日の基礎講習のところでやるので、それが終わった閉校式のときに
「もうどうしたらいいかわかりましたよね?」という話をしていたら、ひとりの方が発言した。

「でもやっぱり駅にいるならまず駅員に知らせるべきだと思う。」

これを聞いて私は思いました。
この人はなんのためにこの講習受けに来てるんだろう?
なんかの「義務」とかで受けに来てるのかな?って。

そして、いろんな意味で時間がもったいないよって。
1、駅員さんに知らせに行ってる間にもその人の状態は悪化していくかも知れない。その間傷病者を放置?
仮に知らせるにしても、自分はまず救命をして、同時進行で周りの人に駅員さんに知らせてって言えばよくね?

一分一秒を争う事態かも知れないのに、「【まず】駅員に知らせる」っていうのは、どうしたらいいかわからない人 or わかるけど自分ではやりたくない人の答えだと思うんだが。。

この方もし自分が駅で突然倒れて、目の前にたまたま今日一緒に救急法受けた人がいて、その人が救命処置よりも駅員への報告を優先したら「そうだよね」って思うのかな?

その駅員さんに知らせに行ってる時間があるならなにかできるんじゃない?って思うから BLS が医療行為ではなくなって、特別な免許なくてもできるようになったんじゃん。それがもっとたくさんの人に広まったら、どこで突然倒れてもすぐに誰かが助けてくれるっていう状態になるんじゃん。そうなったらいいよねっていうのが救急法の意義なんじゃないのかね?

2、この不思議な回答をした方の受講してる時間が無駄な気がしてもったいない。まあでもそれは自分で自分の時間を無駄にしてるだけだからいいとして、でもそんなナンセンスな回答している人と講師の方のやりとりを聞いてなきゃいけない他の受講生の時間がもったいない。

この方、他にも事前メールの内容についてクレームめいたことを言ったり、講師の方が実技のお手本見せてるときにそれ見てなくて、自分の疑問を解決するために他の講師の方つかまえて質問したりしてて、その人のために何度も同じ説明しなきゃいけなかったりとか、みんなの時間を使っているという意識がないらしく。。
質問の時間だってちゃんととってくれてるんだからやるべきことをやるべき時間にやってほしいなあと、たぶん他の方も思っていたのではないかと感じたのでした。

そうそう、キック行ったときに、皆勤賞の私が「今度救急法の講習行くから休みます」って言ったら興味持ってくれた方がいたので、これ読んでくれている方の中にももし救急法の講習受けたいと思う方いらっしゃったら

神奈川県なら日本赤十字の神奈川支部のホームページの「講習会について」というところに日程表とか申込みのしかたとか載っているので、よかったら見てみてください。
https://www.jrc.or.jp/chapter/kanagawa/study/

一次救命処置:心肺停止または呼吸停止に対する、専門的な器具や薬品などを使う必要がない心肺蘇生(CPR)
=現場で救急車が到着するまでに行う救命処置

二次救命処置(ACLS:Advanced Cardiovascular Life Support):病院等の医療機関において医師や救急救命士が行う高度なCPR=救急車や二次救命の病院で行われる救命処置

三次救命処置:三次救命とは、一次や二次では対応が難しい生命に関わる重症患者に対応する救急医療(体制)。救急医療の最後の砦として、重症患者、複数の診療科にわたる症状がある重篤な患者を、原則24時間体制で必ず受け入れることになっている。=三次救命の病院で行われる最も高度な救命処置

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